「お母さんは、ご愁傷様という言葉はあまり言わないな~。
いつも使うのは、「寂しくなりましたね~」という言葉かな?!」
と何気なく応えた。
父が84歳で亡くなって その時にご近所さんに
「大往生やね!」と言われた言葉が耳に残っている。
ご本人は少しの苦しみもなく安らかに死ぬ、そう思ったから言ったのだろう。
が、家族にとって 少なくとも私にとっては、何歳になっていようともこの世にたったひとりの父だった。
どんな年齢になろうとも生きていてほしいとその時思った。
(父と母は年齢が30近く離れていて 父と歩いていると知り合いが私の事を「お孫さんですか?」と聞くこともあった。
父にしては遅くに出来た子どもという事になる。)
その時の私は 考える余裕がなくて今もその言葉が耳に残っています。
親はいつまでも元気だという気持ちがあったんですよね。
そういう何気ない幸せが崩れてしまって もう笑えないんじゃないかと思ったのを今も覚えています。
確かに大往生なんでしょうけど…
相手が傷心の時、どんな言葉が必要なんだろうかとふと思った。
故人との対面でのお悔やみの言葉 | |
▪ | 安らかなお顔ですね。 ・・ 穏やかなお顔で、少し気がおちつきました。 |
病気で亡くなった場合のお悔やみの言葉 | |
▪ | ご看病のかいもなく誠に残念でなりません。 お悲しみもさぞかしの事と思いますがどうぞご看病疲れの出ませんように・・ |
一般的なお悔やみの言葉 | |
▪ | このたびは、まことにご愁傷さまでございます。 心からお悔やみ申し上げます。 |
▪ | このたびは、ご母堂さまにはとんだことでございました。心からお悔やみ申し上げます。 |
▪ | 本当に残念でございました。 思いがけないことで、さぞお力落としのことでしょう。 |
急死の場合のお悔やみの言葉 | |
▪ | 突然のことでお慰めの言葉もございません。 ご家族のご無念はいかばかりかと、お察し申し上げます。 |
▪ | 突然の事でまだ信じられない思いです。 お力落としの事と存じますが今は、ご子息のためにも気をしっかりとお持ちください |
とさまざま。
相手を思いやる気持ちが大切ですね。